「to you」2026年6月号
令和8(2026)年5月25日(月)発行
令和8(2026)年5月25日(月)発行
諏訪敦彦監督 ©TOMOKI ODA
古今亭菊丸
令和7年度の様子
2階出土品展示室
©2026フジテレビジョン・ギャガ・東宝・AOI Pro.
「箱守−オコジョ」

イラスト/田中聡
島谷 ひとみさん(しまたに・ひとみ)
アーティスト
広島県出身。1999年7月のデビュー以来、良質の作品を着実にリリースし続け、累計リリース楽曲数は200曲を超える。ジャンルを超えて様々なタイプの楽曲を歌いこなす”歌唱力”や透明感の高い”歌声”が支持され、「亜麻色の髪の乙女」「Perseus-ペルセウス-」「パピヨン-papillon-」「YUME日和」など数々の大ヒットソングを生み出す。楽曲のYouTube再生回数は6000万再生を超える。NHK紅白歌合戦に4年連続出場の他、全国有線大賞新人賞受賞など数々の賞を受賞。
また、音楽活動だけにとどまらず、多くのラジオ、バラエティー番組などに出演し、レポーターとしても活躍。2018年『YUME日和』がLGBTイベントテーマソングに選出される。東日本大震災後には、阪神淡路大震災被災地域の子どもと東北の子ども77人と共に復興を願い合唱したチャリティソング「しあわせ運べるように」の発売や、昨年発売した『CYCLE~サイクル~』でSDGs応援ソングを歌うなど、チャリティコンサートへの出演を意欲的に取り組んでいる。
“PEACE STOCK 80’”の発起人、島谷ひとみさん。6月に開催される広島でのコンサートを前に、平和への思いや今後の抱負を伺いました。
■平和のイメージ
平和であることの大切さは誰しも理解していると思います。身近なところでは家庭、自分が属している社会、そして国同士も、理想は喧嘩しないことですよね。お互いの意見を尊重し、リスペクトし合い、コミュニケーションを大切にする。お互いがそういう関係性でいられることに感謝できれば、平和な空気が生まれる気がします。
自分が平和な状態を作るために何ができるかを考えたとき、まずは『日常の小さな幸せ』を少しずつでも大切にしたいと思いました。例えば、一緒にいる相手が笑顔になってくれるとうれしい気持ちになります。ならば、なるべく日常の中で面白いことを見つけて笑いに変えられるようにしたいと心がけています。ささやかなことですがそういうことが身近な平和への小さな一歩ではないでしょうか。
■“PEACE STOCK”とは
広島出身のアーティストHIPPYさんとの会話の中で、「PEACE(平和感)のSTOCK(備蓄)こそが、人間の心を豊かにしていく」と意気投合しました。自分にできる平和の備蓄とは何だろうと考えたとき、ささやかな幸せや感動を積み重ね、日々に感謝できる空間を作り、それぞれが自由に表現できる場を作りたいと思いました。エンターテインメントを通じて、たくさんの人に「この場にいて幸せだなー」と感じてもらえる空間を作りたい。その思いを実現するために、“PEACE STOCK”のプロジェクトを立ち上げました。2024年にスタートして、今までたくさんの方にご賛同いただき、東京、大阪、広島、長崎で毎年開催してきました。
■今後の抱負
未来ある子どもたちが笑顔で光り輝く未来へ羽ばたいていけるように、自由な選択肢や環境を創りたいです。生まれ育った広島へ感謝の気持ちと、広島の子どもたちを応援する活動をこれからもさまざまな形で継続して創造していきたいと思っています。
PEACE STOCK 80’ HIROSHIMA 2026はこちら
| アース・ミュージアム元宇品
南区元宇品はかつて瀬戸内海に浮かぶ島で、宇品島という島でしたが、明治22年(1889)に宇品港が作られ、橋で結ばれた陸繋島となり、明治37年(1904)に元宇品へと地名が変わりました。この地域は市街地のすぐ近くにありながら、昭和25年(1950)に大部分が瀬戸内海国立公園に指定され、自然や景観が保護されています。また、地域全体が都会の中で自然を思い、地球を感じることのできる場所で、広島市と地元の方々が協力して、「アース・ミュージアム(地球博物館)元宇品」として整備され、植物や海の生き物、地質の見どころなどを解説した看板があちらこちらに設置されています。 |
![]() もぐりん |

東側の海岸を南へ進むと、岩肌が見える場所に花崗岩について説明した看板が設けられています。ここの花崗岩は広島花崗岩と呼ばれており、8500万年前頃(白亜紀末)の恐竜がいた時代にできたもので、長石がピンク色を帯びている特徴があります。広島花崗岩は県内の地盤のおよそ40%を占め、広島城の石垣のほか、国会議事堂の外装にも使われ、県民にとって最も身近な存在であることから、「広島県の岩石」に指定されています。
南端には、箱を積み上げたような方状節理という構造がよく見える場所があります。これは、マグマが冷えて固まるときに収縮してできるもので、他の岩石では見られないものです。
南端から少し西に行くと、水平方向にいくつもえぐれている崖を確認できます。これは、地球が温暖化と寒冷化を周期的に繰り返すことで海面の高さが変動し、波で削られる高さが変わったことによるもので、海食崖と呼ばれています。最も近い時代で海面が顕著に高かったのは縄文時代で、その後、現在の海水面にまで下がったため、陸地でこの現象を観察できます。

左:方状節理が見られる崖 右:海食崖がみられる崖
アース・ミュージアム元宇品にはここで紹介した地質以外にも、植物や磯の生き物のほか、歴史や文化財の見どころもあります。標高が高い場所でも50mしかなく、険しい道もないので、気軽に散歩をしながら楽しめる憩いの場所となっています。
●健康への手軽な一歩
「to you」4月号の各種イベント欄を見て、健康科学館でピラティスを初体験しました。呼吸法を軸にインナーマッスルを鍛える動きは、時にキツいものの良い運動になりました。多くの動きを覚えられるか不安でしたが、最後に先生から「歩く時に少しお腹をへこませるだけで姿勢が良くなります」と教わり、それなら続けられそうだと、今は毎日意識して歩いています。手軽な一歩から健康への手応えを感じる、充実した体験となりました。 (南区 悦治さん)
☆ お疲れ様でした!いい体験でしたね。普段から筋肉を意識することで身体が整い、肩こりや腰痛なども軽減しそうです。無理なく続けられるといいですね。(編)
●大和ミュージアム記念講演会
3/28に呉信用金庫ホールで開催された「大和ミュージアム開館20周年記念基調講演・シンポジウム」に行きました。基調講演は大和ミュージアム名誉館長でもあり俳優の石坂浩二さん、シンポジウムはジャーナリストの池上彰さんの進行で、石坂さん、作家の梯久美子さん、大和ミュージアム館長の戸髙一成さんの3人がパネリストで行われました。基調講演では、石坂さんがご自身の戦中・戦後の体験に基づいた日本の社会の動きを語られ、シンポジウムでは戦後80年の歴史の伝え方を振り返り、今後の継承を考える内容でした。大和ミュージアムも4/23にリニューアルオープンとなりましたが、ぜひ近い時期に訪れてみたいと思っています。 (呉市 沖原和雄さん)
☆ 石坂さんご自身の体験談をお聞きになったのですね。大和ミュージアムは先日行ってきましたが、造船や航空機の設計の展示が増え、より戦況下を立体的に想像できるようになった気がします。ぜひ行ってみてください。(編)
●新しい「to you」
「to you」が新しくなりました。WEBで調べながらでないと分かりにくいかと思いましたが、大体分かりやすく冊子にまとめてくださっていました。 (西区 ショウさん)
☆ 感想をありがとうございます。ピックアップした情報を冊子版に掲載し、すべての情報はホームページでご覧いただけるようにしました。ホームページではカレンダー形式とあわせて、映画館や美術・展示は以前のような施設別の表(画像・PDF)でも掲載しています。これからも冊子・ホームページともにご活用ください♪(編)
「Mail Box」に投稿してくださった方には抽選でプレゼントを進呈いたします。
❶フランツ弦楽四重奏団 vol.5 with.重野友歌(2組4名様)
❷八丁座・サロンシネマ共通鑑賞券(7月末まで有効)(3組6名様)
❸2026「平和の夕べ」コンサート(2組4名様)
❹第12回ヒロシマ賞受賞記念 メル・チン展(5組10名様)
投稿は、投稿フォーム、FAX、郵送で受け付けています。詳しくは「『Mail Box』への投稿はこちら」からご確認ください。
◆応募締切/6月10日(水)当日消印有効
(公財)広島市文化財団 企画事業課「to you」係
TEL.082-244-0750 FAX.082-245-0246