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文化情報マガジン「to you」

「to you」2023年2月号

令和5(2023)年1月25日(水)発行

今月のおすすめイベント

財団主催
あきクラシックコンサート【終了】
令和5(2023)年2月11日(土・祝)、令和5(2023)年2月12日(日)/安芸区民文化センターホール

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

財団主催
第十回 社会人落語 広島チャリティー寄席【終了】
令和5(2023)年2月18日(土)/佐伯区民文化センターホール

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

結成50th 第42回和楽器集団ぐるーぷ“樹”コンサート【終了】
令和5(2023)年2月19日(日)/安芸区民文化センターホール

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

広島映画サークル協議会第434回例会「メイド・イン・バングラデシュ」【終了】
令和5(2023)年2月19日(日)/広島県立美術館地下講堂

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

財団主催
活弁シアター「忠次旅日記」【終了】
令和5(2023)年2月19日(日)/映像文化ライブラリー2階ホール

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

トン・コープマン パイプオルガン・リサイタル【終了】
令和5(2023)年2月21日(火)/エリザベト音楽大学セシリアホール

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

財団主催
落語鑑賞会【終了】
令和5(2023)年2月23日(木・祝)/安芸区民文化センタースタジオ

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

財団主催
横川落語会 第40回 古今亭菊丸独演会【終了】
令和5(2023)年2月25日(土)/コジマホールディングス西区民文化センタースタジオ

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

財団主催
広島シティーオペラ2023「タンホイザー」【終了】
令和5(2023)年2月25日(土)、令和5(2023)年2月26日(日)/JMSアステールプラザ大ホール

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

広島室内楽演奏会Ⅲ【(公財)広島市文化財団文化活動助成事業】【終了】
令和5(2023)年3月4日(土)/東区民文化センターホール
大編成の木管・金管アンサンブル! 大編成の室内楽を楽しんでほしいと中原泰尚さん(トランペット)を中心 […]

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財団主催
こども
星空ツアー「今夜の星空と『広島隕石20周年~隕石が語る地球と太陽系の歴史~』」【終了】
令和5(2023)年3月5日(日)、令和5(2023)年3月12日(日)、令和5(2023)年3月19日(日)、令和5(2023)年3月26日(日)、令和5(2023)年4月2日(日)、令和5(2023)年4月9日(日)、令和5(2023)年4月16日(日)、令和5(2023)年4月23日(日)、令和5(2023)年4月30日(日)、令和5(2023)年5月7日(日)、令和5(2023)年5月14日(日)、令和5(2023)年5月21日(日)/5-Daysこども文化科学館

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

史跡広島城跡二の丸復元建物企画展「近世の刀装具展―極小の技と美―」【終了】
令和5(2023)年1月28日(土) ~ 令和5(2023)年2月27日(月)/史跡広島城跡二の丸復元建物

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

財団主催
新春企画展「だまされる?視覚・錯覚ミュージアム リバイバル」【終了】
令和5(2023)年1月28日(土) ~ 令和5(2023)年3月12日(日)/江波山気象館

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

ひろしま美術館開館45周年記念 企画展「ピカソ 青の時代を超えて」【終了】
令和5(2023)年2月4日(土) ~ 令和5(2023)年5月28日(日)/ひろしま美術館

ひと・こえ/石田 真知さん(打楽器・マリンバ奏者) 特集/演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』

特別展 第69回日本伝統工芸展【終了】
令和5(2023)年2月15日(水) ~ 令和5(2023)年3月5日(日)/広島県立美術館

河野祥篁 透網代花籠「朝露」日本工芸会総裁賞

現代の匠による工芸最新作。 人間国宝(重要無形文化財保持者)から気鋭の若手まで、優れた伝統工芸を楽し […]

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特集

演劇引力廣島第19回プロデュース公演 『目頭を押さえた』作・演出:横山拓也 (iaku)
3年ぶりの開催となる演劇引力廣島の公演。2012年大阪・ABCホールでの初演以来、各地で再演が繰り返されている名作『目頭を押さえた』を、舞台を広島に置き換え、横山拓也さんの演出でお届けします。

日時/令和5(2023)年2月22日(水) 19:00~
   令和5(2023)年2月23日(木・祝) ①14:00~②19:00~★アフタートーク有
   令和5(2023)年2月24日(金) 19:00~
   令和5(2023)年2月25日(土) ①14:00~②19:00~
   令和5(2023)年2月26日(日) 14:00~
会場/JMSアステールプラザ多目的スタジオ

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表紙インタビュー ひと・こえ

イラスト/田中聡

マリンバの最高峰、シュツットガルト国際マリンバコンクールで日本人初の優勝とともにオーディエンス賞、委嘱作品「エニグマ」ベストパフォーマンス賞を受賞した石田さん。2月の凱旋公演を前にお話しを伺いました。

石田 真知さん (いしだ・まち)
打楽器・マリンバ奏者

1993年広島県生まれ。幼い頃から母にピアノを習い、9歳でマリンバを始め15歳まで広島ジュニアマリンバアンサンブルに所属。広島大学音楽文化系コースに進学後は同大学打楽器専攻生による “HUPPs” のメンバーとして演奏活動を重ねる。2018年エリザベト音楽大学大学院器楽専攻修士号取得。同音楽大学在学中はマリンバを神谷百子氏、その他打楽器を小川裕雅氏に学ぶ。同大学オーケストラ団員として「ヤング・ユーロ・クラシック」音楽祭(ベルリン)に参加。大学院卒業後、フランスのストラスブール音楽院にてエマニュエル・セジョルネ氏にマリンバ、ヴィブラフォンを、トマ・ヴォンドヴェン氏に民族打楽器を学ぶ。同音楽院を主席で修了。2019年公益財団法人ヒロシマ平和創造基金奨学金受賞者に選ばれる。2022年第7回シュツットガルト国際マリンバコンクールにて優勝、オーディエンス賞、委嘱作品「エニグマ」ベストパフォーマンス賞を受賞し、日本人初の優勝、及び史上初の3冠を獲得。双子の妹と “マリンバツインズ” としても精力的に活動。リサイタル経験、コンクール受賞歴多数。

■マリンバ中心の少女時代

9歳で広島ジュニアマリンバアンサンブルに入り、体全体を使って音を鳴らすことが楽しくて一気に夢中になりました。以来、平日2日間はレッスン、週末はコンサート出演という日々を中学2年生まで続けました。アンサンブルやみんなで一つのショーを創る楽しさ、お客様からの反応を受ける喜びなどをたくさん経験させていただきました。楽譜を覚えられなくて泣きながら練習したことも、今はいい思い出です。(笑)

■自分の音楽を探求する日々

高校入学後は吹奏楽の部活動に没頭し、大学入学後は音楽教育を学ぶかたわら音楽仲間とともに地域のイベント出演、施設訪問を積極的に行いました。プロデュースを含めた音楽活動を楽しみながら、自分の進みたい方向をずっと探していました。卒業後の進路を考えた時、もっと広く音楽全般のことを知りたい欲求と、マリンバのプロの世界に触れてみたいという思いが自分の中にあり、憧れのマリンバ奏者の神谷百子先生の指導が受けられるエリザベト音楽大学大学院に進学しました。神谷先生は技術面や曲の解釈だけでなく、マリンバ界を牽引する海外アーティストの動向も身近な出来事として話され、私に世界を見てみたい! という探求心を引き出してくださいました。
フランス留学中はコロナ対策のロックダウンを経験し、部屋に籠りネット上の音源をたくさん聴いて過ごしました。自分が好きだと感じる音楽を探し、なぜその音を心地いいと思うのかを分析し、演奏法を真似ました。また、世界各国から来ていた留学生と共に過ごす中でそれぞれの国ならではのリズム、グルーヴ感を体感したことは大きな学びとなりました。
シュツットガルト国際マリンバコンクールの優勝は、「自分の音楽が世界に通用した!」という達成感が大きかったです。これからは広島を拠点に、私だから奏でられる音楽、今までの経験が活かせるような音楽活動をしていきたいです。応援よろしくお願いします。

「石田真知マリンバ・リサイタル~シュツットガルト国際マリンバコンクール2022優勝記念~」はこちら

〜おうちで楽しむ〜 わたしのおすすめDVD

©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ 宝塚歌劇月組公演 『ベルサイユのばら ―オスカル編―』 ―池田理代子作 「ベルサイユのばら」より―

[林静香さんおすすめの一枚]
宝塚歌劇団月組公演『ベルサイユのばら―オスカル編―』

DVD発売中¥8,800
制作・発売:宝塚クリエイティブアーツ

宝塚版“ベルばら”を楽しむならこれ!

もうすぐ創立110周年を迎える宝塚歌劇団の代表作『ベルサイユのばら』は、1974年の初演以来、幾度も再演を繰り返し、多くの人々を魅了してきました。再演の度に、出演者、衣装、演出、編曲などが変化していき、同じ作品なのに全く同じ公演は1つも存在せず、毎回唯一無二の公演であることも、この作品の魅力の1つです。中でも、私のお気に入りは1991年の月組公演『ベルサイユのばら オスカル編』です。当時の月組トップスター涼風真世さんが演じたオスカルは、そのフェアリーな容姿から劇画の生き写しと評されました。またアンドレを演じた天海祐希さんは、史上最速でトップスターに就任し、退団後も女優として高い人気を誇り続けています(この作品の上演時は2番手男役スター)。私はこのお二方が登場した瞬間、雷に打たれたような衝撃を受けた事をよく覚えています。抜群の歌唱力、美しい所作、宝塚らしい豪華な衣装や舞台セットにも注目です。

林静香さん

ピアニスト。広島音楽高等学校、同志社女子大学学芸学部音楽学科演奏専攻卒業。あきクラシックコンサート実行委員会委員。
令和5(2023)年2月15日12:20~ 市民サロンコンサートに出演。(会場:JMSアステールプラザ多目的スタジオ)
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ひろしま 鳥みっけ

大西順子さん
市内で見られる四季折々の野鳥について、日本野鳥の会広島県支部 幹事の大西順子さんに教えていただきます。

いつも身近にいる留鳥も、よく見ると面白い

渡りをする野鳥がいる一方、季節毎の移動はせず、一年を通してほぼ同じ地域に生息する鳥を留鳥といいます。ただし、一年中同じ地域に同じ種が生息していても、個体は入れ替わっていたり、他地域から移動して来ていることもあります。留鳥の中でもスズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラスは“ものさしどり”と呼ばれる5種です。野鳥観察では色だけでなくサイズも重要なポイントで、名前がわからない野鳥を見かけて、後で図鑑で調べる時など、「大きさはスズメくらい、色は青」というふうにサイズと色をたよりにすると種類を絞り込みやすくなります。スズメの体長は約14.5cm、ムクドリ約24cm、ヒヨドリ約27cm、キジバト約33cm、ハシブトガラス約56cmと言われています。いずれも個体差があるので、数字はあくまでも目安です。身近な鳥も、その形や色、サイズなどに注目してみると、微妙に顔立ち、羽の色・艶、大きさが違います。いつも何を食べ、どこで寝ているのか、どんな環境を好むのか。身近な鳥にも発見の喜びがあります。

 

グループ紹介(なかまたち)

和楽器集団ぐるーぷ“樹” =邦楽=

邦楽を愛する20代の若者が集まり、流派を越えて切磋琢磨し、共に演奏する喜びを楽しもうと1972年に結成。今年で活動50年の節目を迎えます。アマチュアの和楽器合奏団としてこれほど長く活動を続けているのは全国的にも稀な存在。発足以来のメンバーも多く所属し、古希を迎えてなお一層演奏の上達に励み、元気に活動しています。現在の団員は8名、箏、十七弦、三味線、尺八、篠笛、打楽器と多彩な奏者が所属しています。年に1度の演奏会では全員が集まり合奏を披露。今年も2月19日(日)安芸区民文化センターで演奏会が開催されます。
「結成50th 第42回和楽器集団ぐるーぷ“樹”コンサート」はこちら

問/事務局(梅田) TEL.080-3059-5616

Mail Box みなさんからのお便りです

●演劇を初めて観て

寅卯演劇部の「私の戦争」を観に行きました。演劇を観た事がなかったのですが、とても面白かったので、2023年はもっとたくさん演劇を観に行きたいと思いました。
(中区 あっさん)
☆人間の葛藤を表現したお芝居を観ることで、人生についてより深く考えさせられますよね。今月号の特集でもおすすめの演劇を紹介していますので、ぜひご覧ください。(編)

●スポーツジム始めました

昨秋スポーツジムに入会しました。運動は苦手で今まで避けてきましたが、コロナ禍で運動不足を実感し思い切って始めてみました。見様見真似で、機械の操作に戸惑いながら走ったり、筋トレをしたり、スタジオでヨガやストレッチのクラスに出たりしています。思ったよりもずっと楽しく、続けて通えています。チャレンジして良かったと思います。
(東区 さいさん)
☆思い切って始めて良かったですね。これでお正月の食べ過ぎ(!?)もなんのその。これからも楽しく続けられるといいですね。(編)

●胸が熱くなる年賀状

年を取ったので昨年で年賀状を終わりにしたのですが、今年「年賀状仕舞いをしたのは知っていますが、こちらの気持ちが終わりません。ありがとう」との年賀状が来て胸が熱くなりました。終活も新しい発見があります。
(安芸区 M.Hさん)
☆うれしい一言ですね。コロナ禍であまり会えないこの時代だからこそ、年賀状は心をつないで潤してくれる貴重な文化だなと感じます。(編)


今月のプレゼント

「Mail Box」に投稿してくださった方には抽選でプレゼントを進呈いたします。
広島映画サークル協議会第434回例会『メイド・イン・バングラデシュ』鑑賞券(3組6名様)
ひろしま美術館『ピカソ 青の時代を超えて』鑑賞券(5組10名様)
広島県立美術館『第69回日本伝統工芸展』鑑賞券(5組10名様)
演劇引力廣島第19回プロデュース公演『目頭を押さえた』2/25(土)19:00の回鑑賞券(2組4名様)

投稿は、投稿フォーム、FAX、郵送で受け付けています。詳しくは「『Mail Box』への投稿はこちら」からご確認ください。
◆締切/令和5年(2023)年2月10日(金) ※当日消印有効

「Mail Box」への投稿はこちら

ほっと文芸│市民文芸作品集「文芸ひろしま」より

八朔の 黄の実輝く曲がり角 園児の歓声 家まで届く
大江達美(第32号一般の部・短歌部門)


春一番 商店街の 赤コート
伊藤輝優(第32号ジュニアの部・中学生・俳句部門)

詳しくはこちら

投稿についてはこちら

募集についてはこちら

「to you」のご案内

お問い合わせ先

(公財)広島市文化財団 企画事業課「to you」係
TEL.082-244-0750 FAX.082-245-0246

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