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文化情報マガジン「to you」

「to you」2023年11月号

令和5(2023)年10月25日(水)発行

今月のおすすめイベント

財団主催
令和5年度 落語鑑賞会【終了】
令和5(2023)年11月3日(金・祝)/安芸区民文化センタースタジオ

あたし亭丈二(昨年度の様子)

広島の人気落語家がお届けする、笑いと人情の世界広島演芸協会のメンバー、ジャンボ衣笠、あたし亭丈二、鯨 […]

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財団主催
南区民文化センター文化芸術支援事業「花州幕引〜マチ子の青春 廣島少女歌劇団〜」【終了】
令和5(2023)年11月4日(土)、令和5(2023)年11月5日(日)/南区民文化センター3階大広間
劇座 秋月☆サイダー リーディング公演舟入(広島市中区)に実在した「羽田別荘少女歌劇団」をもとに、廣 […]

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財団主催
クラシック促進事業 クラシック音楽への誘い~フランス編~【終了】
令和5(2023)年11月10日(金)/コジマホールディングス西区民文化センターホール
初心者でも楽しめる肩の凝らない本格クラシック!第1部は広響コンサートマスター蔵川瑠美、ピアニスト小蔦 […]

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財団主催
音楽の花束~広響名曲コンサート~秋【終了】
令和5(2023)年11月11日(土)/広島国際会議場フェニックスホール
■日時/令和5(2023)年11月11日(土) 15:00開演(14:00開場) ■会場/広島国際会 […]

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第8回 RAKU・GO・三道楽 『彦いちプラスワン Vol.1』【終了】
令和5(2023)年11月17日(金)/コジマホールディングス西区民文化センタースタジオ
夢枕獏(ゆめまくらばく)さんを迎え旅噺も?!人気落語家、林家彦いちさんの定例イベントが広島で始動。大 […]

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財団主催
第11回社会人落語べっぴん寄席【終了】
令和5(2023)年11月18日(土)/佐伯区民文化センタースタジオ

葡萄亭わいん(広島)

4年ぶりのスタジオ開催! ご予約はお早目に!!おなじみ葡萄亭わいん、社会人落語日本一決定戦初代名人の […]

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財団主催
ミュージックシアターASAKITA 第28回公演「シンデレラ」【終了】
令和5(2023)年11月18日(土)、令和5(2023)年11月19日(日)/安佐北区民文化センターホール

令和4年度公演「夏の夜の夢」の様子

安佐北オリジナルの「シンデレラ」をお届けします。「シンデレラ」の物語を子どもから大人まで、初心者から […]

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広島江戸祭2023 in 広島東照宮【終了】
令和5(2023)年11月18日(土)、令和5(2023)年11月19日(日)/広島東照宮
神社のお祭りが現代ムードに!2019年に行われた、浅野氏広島城入城400年イベントから始まった祭り。 […]

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村上直子 Birthday Concert 門下生達による古希お祝いコンサート【終了】
令和5(2023)年11月25日(土)/広島県民文化センターホール
活躍中のヴァイオリニストが集結。ヴァイオリニスト・村上直子さんの古希を祝うため、広島から全国へ、さら […]

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財団主催
笑いの芸舎「あさみなみ寄席」【終了】
令和5(2023)年11月26日(日)/マエダハウジング安佐南区民文化センター大広間

奇々亭萬足

笑いは健康の特効薬!広島演芸協会のみなさんによる、お笑い寄席です。出演:柱笑福、ジャンボ衣笠、風呂哲 […]

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財団主催
茂山狂言会鑑賞会【終了】
令和5(2023)年12月2日(土)/JMSアステールプラザ中ホール

蟹山伏(写真:上杉遥)

狂言の中の生き物たちをどうぞお楽しみください演目:【昼】蚊相撲(かずもう)、惣八(そうはち)、蟹山伏 […]

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財団主催
令和5年度 秋季企画展 「爽快!乗り物アクティビティ」【終了】
令和5(2023)年10月14日(土) ~ 令和5(2023)年12月3日(日)/ヌマジ交通ミュージアム

超軽量動力機 提供:豊栄フライングクラブ

広島各地の多彩な乗り物アクティビティを紹介広島各地の陸海空を舞台として活躍するバギーカー、レーシング […]

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特別展 浜崎左髪子-広島を愛した反骨の画人ー 【終了】
令和5(2023)年10月17日(火) ~ 令和5(2023)年12月3日(日)/泉美術館第1・2展示室

浜崎左髪子《とらん》 個人蔵

約150点の作品で画業を一望。明治の末にハワイで生まれ、間もなく広島に戻り、二度の出兵を経て戦後も多 […]

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財団主催
ヤマガタ in 広島 ~山形国際ドキュメンタリー映画祭 優秀作品上映会~【終了】
令和5(2023)年11月8日(水) ~ 令和5(2023)年11月15日(水)/映像文化ライブラリー2階ホール

『自画像:47KMのおとぎ話』

広島ではなかなか見る機会の少ない世界の傑作!アジア初の国際ドキュメンタリー映画祭として、1989年か […]

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ひろしまストリートピアノ~音楽と平和への思いがあふれるまちづくり~【終了】
令和5(2023)年11月13日(月) ~ 令和5(2023)年11月24日(金)/アルパーク西棟

大井駿さん(左)、角野隼斗さんと設置するピアノ(右)

「Cateen(かてぃん)」名義でYouTuberとしても活躍しているピアニスト、角野隼斗(すみの・ […]

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ワルシャワ蜂起博物館展覧会【終了】
令和5(2023)年11月16日(木) ~ 令和6(2024)年2月5日(月)/旧日本銀行広島支店

「ワルシャワ市の同じ場所で撮影(上)1945年(下)1962年」

蘇った街、ワルシャワを紹介。ポーランドにある「ワルシャワ蜂起博物館」による展覧会。第二次世界大戦では […]

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広島国際映画祭2023【終了】
令和5(2023)年11月23日(木・祝) ~ 令和5(2023)年11月26日(日)/NTTクレドホール
注目作の日本初上映も!広島から発信する平和の映画祭。近年はコロナ禍により縮小開催だったが、今年はフー […]

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特集

広島城 伝統文化に触れる 秋のイベント
〔絵画〕安芸宮島の景 描かれた大鳥居 信仰の場、景勝地として多くの旅人の関心を惹きつけてきた安芸の宮島。その風景は多くの絵画作品にもなっています。江戸時代から明治・大正期に描かれた、宮島の風景、大鳥居を題材にした掛軸、錦 […]

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表紙インタビュー ひと・こえ

イラスト/田中聡

どんなに悲しくても、小さな希望を見つけられるように。

森 彩香さん( もり・さやか)
俳優
広島市出身。大阪芸術大学舞台芸術学科卒業後、2016年4月より音楽座ミュージカルに参加。初舞台で「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」の里美役をつとめた後、「リトルプリンス」王子役、「グッバイマイダーリン★」ねずみの奥さん役(初演オリジナルキャスト)と続けて主役に抜擢され、新人離れした大胆な演技とのびやかな歌声が注目を集めた。その後も主役をはじめとする主要な役柄で出演し、2022年の「ラブ・レター」ではナオミ役(主役)を演じた。また、賢プロダクションに所属して、声優としても活動している。

広島市出身のミュージカル俳優、森彩香さん。主演を務める『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』の公演を前に、舞台への思いを伺いました。

■ミュージカルとの出会い

小学校1年生の時、ジャッキー・チェン主演の映画を見て、体ひとつで、命がけで仕事に挑む彼の大ファンになりました。芸能界に入ったらいつか本人に会うチャンスがあるかもと、その第一歩として市民ミュージカル『コーラス・ピープル』に入りました。子どもだった私は劇場にいることがとても楽しくて、楽屋から舞台へ向かう通路ですら迷路を歩いているようにワクワクしていました。

■人生を応援するような作品

プロになった今も、舞台に立ちたいと思う以前に、今の等身大で自分にできる全てを出し切りたいという思いが一番強いです。何かを伝えるために全身全霊で取り組む。それは、小学生の時に触発されたジャッキー・チェンの映画作りと重なります。
音楽座ミュージカルでは、作品を通して何かを伝えるために自分はどうしたいかを、キャスト、スタッフ一人一人が真剣に考えます。ですから、舞台創りに関わる全ての人の人生が、舞台と紐づいているのです。
音楽座ミュージカルの全ての作品に言えることですが、どんな辛い状況にあっても、悲しみに打ちひしがれたままでいるのではなく、どんなに小さくてもいいから何か一つ希望を見出し、立ち上がろうとする人が描かれています。私自身、今までカンパニーの作品や楽曲から生きる力をもらってきて、ポジティブでいることは大事だと思います。皆、もともと前向きに生きる力は持っているのだと思います。もし今ちょっと疲れていたとしても、音楽座ミュージカルの舞台を観たら、きっと自分の中にある生きる力を思い出してもらえるはず。一歩踏み出す勇気がわいてくる。『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』は、そんな作品です。観てくださった方の人生を応援する、かけがえのない舞台にできるよう、全力で取り組みます。

「音楽座ミュージカル『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』」はこちら

〜おうちで楽しむ〜 わたしのおすすめDVD

三上慈人さんおすすめの一枚 映画『ある日どこかで』(1980年/アメリカ)

Blu-ray発売中
2,075円(税込)
発売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン

「Come back to me(戻ってきてね)」

老婦人の一言から始まる物語。簡単に言うと男女が時空を超えて再会するラブファンタジー、ですがそこに描かれている全てが美しいのです。
全編に流れるジョン・バリー作曲のテーマ曲と、主人公と魅惑的な女優を結ぶラフマニノフの美しい旋律(パガニーニの主題による狂詩曲より第18 変奏)、この2つの音楽がストーリーの情感をどんどん深めていきます。音楽学生だった私は、この映画にとても衝撃を受けました。また、物語の舞台であるグランドホテル(米ミシガン州に実在するホテル)の前時代的な優雅さが、登場人物像をより浮かび上がらせ、観る人の想像力を膨らませていきます。主な出演者はクリストファー・リーヴ(スーパーマン)、ジェーン・シーモア(007/死ぬのは奴らだ)、クリストファー・プラマー(サウンド・オブ・ミュージック)ほか。
映画好きな人も音楽好きな人も、是非ご覧になってください。

三上慈人さん

音楽・舞台・講師等、幅広く活動。ミュージックシアターASAKITA(11/18・19 開催)総合監督、舞台表現クラス主宰。

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季節の花散歩

久保 晴盛さん
季節でさまざまな表情を見せる広島市植物公園。広報の久保さんに、季節の見どころや植物公園だけのコレクションを紹介していただきます。

友好都市「中国・重慶市」の贈り物 キク展

秋風がたなびき、草木の彩りに深みを感じる季節になりました。園内には多くの見どころがありますが、中国の成語「春蘭秋菊倶に廃すべからず」にちなんで、比べられないほど美しい植物に例えられるキクとランのコレクション展示を2回に分けて紹介します。

さて、キクのふるさとはどこだかご存知ですか?なじみのある植物なので、日本生まれと答えたいところですが、一般に観賞用のキクとして親しまれる栽培キク(家菊)は、実は中国原産。日本には奈良~平安時代に伝来したとされる歴史の古い園芸植物です。なお、野生種には日本原産のもの(野菊)もあり、ノジギクが連続テレビ小説「らんまん」で取り上げられました。園内のロックガーデンには、ノジギクのなかまも植栽しています。
当園の中国菊のコレクションは、平成元年と平成8年に広島市の友好都市である重慶市から寄贈を受けたもので、現在87 品種保有しています(キク展では一部を出品)。中国菊には暗赤色や緑がかったもの、花の中心と外側で色が違うものなど、日本の伝統的な古典菊とは異なった独特の花色や雰囲気があります。
本場中国で愛された珍しいキクの名花をぜひご覧ください。

お知らせ

●秋の洋ラン展
10月28日(土)~11月5日(日)
カトレヤやパフィオペディルムなど、洋ランの園芸品種と珍しい原種を展示。

「秋の洋ラン展」はこちら

●キク展
10月28日(土)~11月19日(日)
日本と中国の交流の証である、重慶市から寄贈を受けた中国の菊などを展示。

「キク展」はこちら

●趣味のボタニカルアート展
10月28日(土)~11月23日(木・祝)
ボタニカルアート(植物の細密画)を展示。

「趣味のボタニカルアート展」はこちら

グループ紹介(なかまたち)

広島修道大学吹奏楽団=吹奏楽=

創立39 年の広島修道大学学生達による吹奏楽団。1〜3回生の約40名が所属し、学年を問わず仲良く楽しく活動。コンクール出演のほか地域イベント、学校行事でのアンサンブル演奏、OBOG 吹奏楽団との交流も行っています。一番の特徴は、指揮を顧問の小長野隆太氏と学生指揮者の2人体制にしていること。
学生の指揮では主体的で息の合った演奏を目指し、顧問の指揮でより深い音作りをすることで、充実した音楽活動を実現しています。

校内のサークル実習棟で週3回(水・金・土)練習。 初心者歓迎(修大生に限る)

「広島修道大学吹奏楽団 第39回定期演奏会」はこちら

Mail Box みなさんからのお便りです

●オクターヴ10 周年コンサート

袋町のクラシックミュージックパブ オクターヴ「オクターヴ10周年コンサート」に行きました。アマチュアからプロの方まで約17 組が小品曲を披露され大変盛り上がりました。ここは、音楽愛好家が集える数少ない場所の一つです。プロのチェロ奏者、吉田正子さんの演奏を間近で聴くことができ感動した贅沢な時間でした。(南区 赤い薔薇さん)
☆17組もの演奏家が一同に出演するなんて、それは賑やかなコンサートでしたね。吉田正子さんは12月にも東区民文化センターでリサイタルを予定しているそうで、こちらも楽しみですね。(編)

●字体を味わう

絵本作家・堀内誠一の出版に関わる友人からひろしま美術館での特別展「堀内誠一 絵の世界」のチケットが贈られてきました。堀内氏の作品から感じるのは、絵本を描き続けることは本人の喜びのみならず、多くの子どもたちの心の世界を育てていくことは言うまでもありません。「字」の表現スタイルも多面的で、私は「字体から発信されるもの」を味わうのが大好きです(昔、レタリングを学びました)。絵にしても書体にしても、そこから発散されるものを自分なりにうまくキャッチして楽しむことができる鑑賞者、読者でありたいものです。(東広島市 さちリッチさん)
☆言葉や文字って字体や書体を変えると全く違う印象になったり、魅力的に見えたりすることがありますよね。さちリッチさんのおたよりの字体も素敵です♪ この秋も展覧会や作品から何かを“キャッチ”して楽しんでくださいね。(編)


今月のプレゼント

「Mail Box」に投稿してくださった方には抽選でプレゼントを進呈いたします。
広島国際映画祭2023  一般1日券(2組4名様)開催期間4日間のうち、お好きな1日のプログラムを開催会場どの会場でもご利用できる券です。ただし、指定席券作品以外のものに限ります。
特別展 浜崎左髪子 鑑賞券(5組10名様)
茂山狂言会鑑賞会 鑑賞券(2組4名様/希望の回を明記)
広島プロミシングコンサート2023 鑑賞券(3組6名様)
古今亭菊志ん独演会 鑑賞券(2組4名様)

投稿は、投稿フォーム、FAX、郵送で受け付けています。詳しくは「『Mail Box』への投稿はこちら」からご確認ください。
◆締切/11月10日(金) ※当日消印有効

「Mail Box」への投稿はこちら

ほっと文芸│市民文芸作品集「文芸ひろしま」より

叱られて 母の後追ふ 夏帽子
柿澤 喜三郎(第32号一般の部・俳句部門)


サンタさん かぜをひいたら かなしいな
黒田 龍俄(第32号ジュニアの部・小学生低学年・俳句部門)

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「to you」のご案内

お問い合わせ先

(公財)広島市文化財団 企画事業課「to you」係
TEL.082-244-0750 FAX.082-245-0246

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